災害時協定
3月25日、組合会館において、災害時に必要とする水道資材の提供、レンタル機材の提供や交通輸送及び宿泊等の手配に関する協定を締結した。
これまで、災害発生時の阪神淡路大地震や新潟中越沖地震などで日本水道協会の要請を受け、富山市上下水道局とともに復旧応援活動に出動してきている。
平成26年11月22日に発生した長野北部地震では、休日であったため、レンタル会社と連絡が取れず苦慮したことなどから、上下水道局から要請された場合は災害協定に基づき、速やかに出動できる態勢を整備するものです。
資材の提供に関する協定は、水道施設の復旧に必要な資材を迅速に納入できる内容とし、各社の連絡体制を整えていただき、当組合の1号賛助会員である水道資材を扱う13社を代表して安田(株)富山支店と締結した。
また、レンタル機材の提供に関しては、隔年、上下水道局と実施している道路消雪を利用した応急給水訓練に使用している機器等(大型発電機)についても盛り込み、2号賛助会員の㈱高野工会、(有)日広建機、(株)ヨシカワの3社とそれぞれ協定書を締結。交通輸送及び宿泊等に関しては、当組合と取引のある㈱富山県福祉旅行センター富山支店と覚書きを交わした。
災害時の応急復旧や富山市上下水道局が進めている事業継続計画(BCP)では、迅速な対応が求められており、この協定などにより素早い対応と協力が可能となる。